放蕩娘日記

人生が辛い倫理オタクのブログ

パパ活の話

 昔、パパ活をしていた時期がありました。(小学生高学年〜高校一年生あたり)

 パパ活、と言っても今話題の年上の男性と飲食や買い物を共にして金銭を授受するアレではなく、純粋に自分の本当の父親を探していました。実家の父親が機能主義すぎてヤバくて(実家の話はまたいつか書きます)、どうにか養子縁組して娘にしてくれる相手を探していたのです。

 小学生の頃に見つけた相手は家族になろうと言ってくれて、やっと優しいパパが出来たと喜んでいたら婚姻届を突きつけらました。私は相手のことを父親がわりに思っていたのに、相手が自分のことを娘ではなく女として見ていたことがショックすぎて顔面蒼白になったのを覚えています。

 中高時代は無利子無担保で一千万円融資してくれると言った先生や教会にすませてあげるよと言ってくれた牧師に支えられてなんとか生きていかれました。私の家では睡眠時間が長いことが許されていなかったので駅のトイレの床で寝たこともありましたが、寝る場所を提供してくれた大人がいて本当に幸せでした。

 パパ活をしている女性は年上の男性に食事をご馳走してもらった上で同伴料を貰うと聞きました。幸せな家庭があるのに大人の男の人からお金までむしり取るのですね。私は父親になって欲しくてお願いをしていた相手と食事をする時絶対自分で出したいと言って聞かなかったし相手のお金で買われたものは手をつけていませんでした。幾杯ものフラペチーノは私の意地によって処分されてしまったので、今でもスタバを見ると後ろめたい気持ちになってしまいます。