放蕩娘日記

人生が辛い倫理オタクのブログ

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

雑感

七瀬さんの小説の、主人公が死に際の母親に散々なことをしたのが露見して親族に勘当されるシーンで、父親に「最後になにか言いたいことはあるか?」と問われた主人公が「受験だけはさせてください」って答えたの、すごく「わかる」

怪文書

平野は僕のミューズだった。 締りの良い膣を連想させるキュッとした足首も、肌が弱くて汗をかかないように遅めの時間に日傘をさしながらゆっくり歩いて登校してくる姿も、文字映えして好きだった。 何よりも、平野が、彼女の両親の長年の不妊治療の末に生ま…

考察

「彼女は頭が悪いから、同じ人間だと思えなかった」 だから彼らは女子大の女に暴行してもいいと思ったんだろうし、モノのように扱うことが当然だと考えていたんだと思う。 人生においてほんの一時期だけだけれど、エリートの端くれにいたので、そういった人達…

契約

約束の締結と、それを正しく履行してもらうことの繰り返しが快感だった。 私は本来、他者を束縛したりするのは好きではない。日頃は他者を信頼して、それぞれの生活をもちながら、「約束の日」を待つのが好きなのだ。それが「クリスチャンであるせい」なのかどう…