放蕩娘日記

人生が辛い倫理オタクのブログ

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

just be friends

「巡り逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな」 示し合わせたわけでなく、二人が西と東で夜を明かした日の未明に、「眠れないね」とやり取りをしている時に私が送った歌が、上記の紫式部の和歌だった。送った後に、この歌は友情の和歌だ、と…

せめて今日だけは消えないで

しばらく何も書けなくなるくらい、実際に会った君は衝撃的だった。それ関連の感情の機微については一生書けてしまうので、この記事では書かないでおく。 PIKA★★NCHIDOUBLEを聞いていて、「終わったはずの夢がまだ僕らの背中に迫る」という歌詞が刺さりすぎて苦…

spoil milk

自分の中で「終わった」と思っていることを、やり直すということに対する苦手意識が非常に強い。だから、絵をもう一度描くということは無いだろうし、大学院進学への熱も、以前ほどはない……。 昔の恋人に「小説を書け」と説教されていた。もう書けないよ、と泣い…

地獄の番犬

数年ぶりに、全く話題にあげないほうの昔の恋人の演説みたいなのを聞いて知恵熱を出した。相変わらず、頭が悪い人達に対してキレて感極まって泣いていて、啓蒙主義貴族って感じでそこが好きだったなぁと思った。「知識がなくてもいいけど知識に対する敬意が欲…

雑感兼箴言

また宣教師外交をしてしまった。反省している。私に宣教師外交をさせないでほしい。様々なリテラシーを高くしてほしい。自ら様々学んで欲しい。ただそれだけなのに。 知識も学歴も無い人の文書は、棒人間しか書けない人の漫画と同じだと思う。それを作品だと…

後輩

ちぐちゃん(仮名)のことを考えている。 ちぐちゃんはインターネットで知り合った業種の違う商売女仲間の女の子である。私の先輩によく懐いていて、私のことを「先輩の後輩だから」という理由で少し一目置いてくれていた、謎の少女であった。 ちぐちゃんの…

商売女

人を喜ばせるのが好き、なので今の仕事がなんやかんや天職なんだと思う。銀行に入った時も、人を喜ばせるのが好きだからみたいなことを志望動機で言っていたけど、人を喜ばせる仕事ではなかったね、アレは……。 「全員に優しいのは、誰にも優しくないのと同じ…

人魚姫

昨晩、急に声が出なくなった。何を喋ろうとしても、「あ」と「う」の音しか出ない。恋が叶わなかった人魚姫は、声を失って泡になるんだったなぁ、なんてことをぼんやりと考えていた。 (リスパダールを大量に飲んでドーパミン抑制して、筋肉の硬直を取ったら…

幸福論(n回目)

「嫌いな人間が不幸だと嬉しい」なんて絶対に思わないけれど、自分が不幸な時に「幸せ」を見せつけられて苦しくなっている。 なぜ、私は幸せになれないのだろうか。穢れた血が流れているから?親の言いつけに背いたから?(大庭葉蔵みたいなこと言うな…)洗礼式…

差し引き

あらゆるモノは差し引きゼロになるように作られている、と私は思う。だから、お客さんから気持ちを向けられるぶん、恋人から私への気持ちが減っていくんだな、と思って悲しくなる。 「彼女/奥さんに内緒で会いに来ちゃった♡」みたいなお客様が両手で数え切れ…