放蕩娘日記

人生が辛い倫理オタクのブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

備忘録

「お前やっぱおかしいよ なんで男から花をもらったことを嬉しそうに報告してくるんだよ 白い薔薇の花言葉は、じゃあないんだよ 頭おかしいんじゃないの なんで他人に下心向けられて喜べるわけ 卒論の指導してもらってた?いやお前一年じゃん 言い訳するにし…

夏休み

あの夏を何度も繰り返しているの。君と雨の中見た花火とか、赤いスーツケースを持って君の部屋に入った時にやっと二人きりになれたね、と安心して泣いてしまったこととか、君の部屋でトルコ語勉強して怒られたこととか、一緒に観た映画のこととか私が作った…

あゆはぴ

すっごい好きだからすっごい寂しい 愛されていた記憶だけ抜け落ちてまるで快楽のインポテンツのような顔をして苦苦といきている今日 君は北の海で何を見ているのか 中原中也は北の海には人魚がいると言っていたね 君にとっての人魚姫はわたしだと思うんです…

太宰治はイエスの「汝の為すべきことをなせ」「己を愛するが如く隣人を愛せ」という言葉に縛られて死にましたが、私は「痛みを伴わない愛は愛ではないのです」という言葉に縛られて生きています。 好きだった女は、人のリストカットを見て性的興奮を覚える人…

死考

「私のこと好きになってくれないなら死にます 私のこと嫌いになったなら死にますから」と教師に詰め寄ってる女子高生を見て「私じゃん」と笑った。 でも先生はその言葉を重く受け止めてさ、死なないようにするためにはどうしたらいいかとか真剣に考えて児童…

井の中の蛙大海を知らず

されど空の青さを知るー 私は横浜で生まれ横浜で育ち、横浜で1番と言われる高校に通う女子高生でした。横浜VIVREが私にとっては109であり、マリンタワーが東京タワーであり、ベイクォーターがソラマチでした。そごうや高島屋、ジョイナスがある横浜は、大都…

1つの時代が終わるまでずっと君のことが好きでいられてよかった。と思えたから次の時代は他の人を愛せるようにならなくてはいけないな、と思った。 「忘れられない異性がいるからと言って、今が不幸なわけではない。現実から逃げ出したいわけでもない。」辻…

最終決戦

「さようなら」を言うために会ったのに、そのたった5文字の言葉はついにぼくの口から出ることはなかった。「君にさようなら 電話で告げた」って不誠実だな、と思っていたけれど、会ったらさようならと言えないから仕方なしに電話で言ったのかなと、今なら様…

好意

いや実のところ君に向けた恋心だけが本物であと全ては嘘だなんだよね。君のことが好きということ以上のことをぼくは語れないんだ。君のことを詠んだ短歌は84首になったんだけど、君がまともな感性を持った平安貴族だったらきっとぼくのことを好きになってい…

殺意

結局 君は手首を切っている女の子が好きなんだね。君がメンヘラは嫌いだというからメンヘラをやめるためにメサコンになったのに。君はよわいおんなのこが好きなんだ。頭も、心も、性倫理も、よわい、女の子が。ぼくは外国人だし、女子校で男の人にいじめられ…

真面目⇄嘘

たぶん真面目であることって完全に自己満足で誰からも評価してもらえないんだ。掃除の時間に真面目に掃除したり大学に毎日通ったり学費を稼いだり恋人がいるときは異性とは会わないとか人前で酔っ払わないとか付き合う前に性交渉をしないとか風俗で働いたこ…