放蕩娘日記

人生が辛い倫理オタクのブログ

夏休み

あの夏を何度も繰り返しているの。君と雨の中見た花火とか、赤いスーツケースを持って君の部屋に入った時にやっと二人きりになれたね、と安心して泣いてしまったこととか、君の部屋でトルコ語勉強して怒られたこととか、一緒に観た映画のこととか私が作った料理を美味しいって言ってくれたこととか、どれも鮮明に蘇って忘れられないの。エクセルシオールモンブランを一口ずつ食べたこととか、喉に手を入れられて吐かされたこととか、長く伸ばした髪を綺麗な銀色に染めたのに君の指示で金髪ショートにしたこととか、全部トキメキに変換されて刻まれてるの。だからそれを忘れようと努力してる今、とても苦しいの。君を忘れたいから教会で神様が好きですと毎週自己暗示かけていたけどやっぱり無理だったや。神に愛されるより、君に髪を毟られる方が幸せだと感じてしまうのです。「本気で好きだって言ったじゃん!どんなことだってするよ。悪いことがあったら教えて?ねぇ?ねぇ?私の気持ち知ってて口説いたんでしょ?そうよね?好きなのよね?そうぎゅっとして、抱きしめてよ〜〜」って感じです。(シャボン玉)

 

最近「死にたい」としか考えられない日々を送っているのは君が関東に帰ってこないからです。いやそんなことはないし、君は少しも悪くないんだけど、私が悲しいだけなんだけど。

 

なんでこんなに悲しいのかわからないし苦しいのかもわからないし早く忘れたいけど忘れられないので私を誰か殺してください私が誰かを殺してしまう前に