放蕩娘日記

人生が辛い倫理オタクのブログ

真面目⇄嘘

 たぶん真面目であることって完全に自己満足で誰からも評価してもらえないんだ。掃除の時間に真面目に掃除したり大学に毎日通ったり学費を稼いだり恋人がいるときは異性とは会わないとか人前で酔っ払わないとか付き合う前に性交渉をしないとか風俗で働いたことがないとかそんなこと誰も評価してないし。あーあもっと不真面目に生きればよかった。清く正しくなんて小学校の運動会だけでよかったんだ。太宰治だって言ってるじゃん「青春というものはずいぶん大事なものなのよ。あたしは、ほんとうに男の方と大胆に遊べばよかった。私の体をしっかり抱いてもらえばよかった。私は今まで一度も恋人どころかよその男の方と話してみたこともなかった。私たち間違っていた。お利口さんすぎた。私の手が、指先が、髪が、かわいそう」って。私の身体を構成する細胞全てに土下座したいな、誰からも愛されない人間のために分裂させちゃってごめんね。

 ねえ神様悪い子になりたいよ。って高校生のときずっと歌っていたけど私は悪い子にはなれなかった。クソ真面目なファリサイピーポー。法律守ってることだけしか取り柄がないつまらない人間。宗教って真面目なだけの人間が自分の真面目さを誰かに評価されないと死んでしまうから評価してくれる誰かとして神を置いただけなんじゃないの?こういうこというから神様にも嫌われちゃった。

 真面目なぼくを評価したのは「先生」たちだけだよ、昔先生と駆け落ちした不真面目さを隠すためにつとめて真面目にしてたら不真面目に戻れなくなっちゃったんだ。つまらない法令遵守人間ですまんな。(でもコンプラって流行りじゃん許してよ。)

 君は真面目なぼくを評価しなかったね。ぼくは架空のセフレの話をしたら君は安心していたけどぼくは粘膜接触なんて大嫌いだよでも君が望むぼくでいるために創作をし続けるね大丈夫君が喜ぶ話をするのは大好きなんだ。まあ全部「嘘ですよ」