放蕩娘日記

人生が辛い倫理オタクのブログ

考察

「彼女は頭が悪いから、同じ人間だと思えなかった」

だから彼らは女子大の女に暴行してもいいと思ったんだろうし、モノのように扱うことが当然だと考えていたんだと思う。

 

人生においてほんの一時期だけだけれど、エリートの端くれにいたので、そういった人達が自分より頭が悪い人間を、同じ生物だと認識できない気持ちは、少しだけわかってしまう。

君たちだって綺麗事を言っているけれど、アフリカの人たちに対して「農業技術を教えても種を食べてしまうような頭の人たちだから発展できないんだよ」とか、少なからず思ったことがあるでしょ。

 

「頭が悪い人間」が頭が悪いのは努力不足だからだし、努力すらできないのは人権の放棄だと思ってた。

「頭が悪い人間」から「あなたは地頭がいいから…」と言われるとぶっ殺したくなった。小学生にして寝すぎないように毎晩床で寝てた努力を地頭(笑)とかいう言葉で片付けられるのが気に食わなかった。そうやって地頭のせいにして努力不足を正当化してるゴミ共を私も人間だとは思えなかった。私より地頭がいい人なんて数え切れない程いるんだから、凡人は時間をかけないといけないんだと掌に針を指して起きて勉強したり絵を描いたりしていた。

 

君たちはそういうことちゃんとした上で「自分には才能がないから仕方ない」とか言ってんの?

 

そういう「努力を放棄する姿勢」が家畜じみていて人間だと思えなかったから、翼くんは美咲ちゃんのことも気持ち悪いなって思うようになったんだと思う。美咲ちゃんがGカップで膣が付いていても、価値がない存在だと判断したのでしょう。

 

巣鴨の飲み会で美咲ちゃんはなんで泣いたのだろう」って、最後まで翼くんは理解できなかったのが悲しいね…。

 

いや、別に『彼女は頭が悪いから』の感想が書きたかったわけじゃないんだよな。続く。