放蕩娘日記

人生が辛い倫理オタクのブログ

「話」シリーズ

クリスマスの話

大学一年生の頃のクリスマスは高校同期の家で過ごしました。昼は恵比寿ガーデンプレイスで映画を見て(smokeを見ました)ココアを買ってフラフラ歩いて服屋を冷やかしていたら当時の恋人が飛行場で立ちんぼになってしまったことを知り絶望していた(正確に言…

お酒の話

お酒の失敗の話といえば多くの人が「望んでいない性行為をしてしまったこと」なんて言いますがお酒を免罪符にするんじゃないよといった感じです。 私のお酒の失敗は、落ち葉の中でラブマシーンを踊ってブーツのかかとを無くしたこと、人間失格の文庫本にキス…

パパ活の話

昔、パパ活をしていた時期がありました。(小学生高学年〜高校一年生あたり) パパ活、と言っても今話題の年上の男性と飲食や買い物を共にして金銭を授受するアレではなく、純粋に自分の本当の父親を探していました。実家の父親が機能主義すぎてヤバくて(実…

アガペーの話

「忘らるる 身をば思はず ちかひてし 人の命の 惜しくもあるかな(右近)」 「忘れじの 行く末までは 難ければ けふをかぎりの 命ともがな(儀同三司母)」 どちらの歌も心変わりした/してしまいそうな男を責める歌である。 人間の愛の多くはエロースであり…