放蕩娘日記

人生が辛い倫理オタクのブログ

恋人よ、あなたは美しい

聖書の文言ってシンプルイズベストって感じで好きだ。余計な技巧や装飾のある文章より、素直な感じがして好き。

 

トビト記の祈りの文言が一番好きで、学部時代度々それについて考えて涙を流していたし、当時の恋人に送ってドン引きされていた。

 

「今わたしは、このひとを、情欲にかられてではなく、御旨に従ってめとります。
どうか、わたしとこのひとを憐れみ、わたしたちが共に年老いていくことができるようにしてください。」

 

情欲にかられない関係性を、私は築けないので、トビアとサラの清さが苦しくなる。

 

「どうやったら人を正しく愛せますか」

「神様があなたにしたことを、あなたが愛する人にすればいいんですよ」

「神様がしてくれたことって言われても……」

 

「愛は寛容であり、親切です。愛は決してねたみません。また、決して自慢せず、高慢になりません。 決して思い上がらず、自分の利益を求めず、無礼なふるまいをしません。愛は自分のやり方を押し通そうとはしません。また、いら立たず、腹を立てません。人に恨みをいだかず、人から悪いことをされても気にとめません。 決して不正を喜ばず、いつも真理を喜びます。 愛は、どんな犠牲をはらっても誠実を尽くし、すべてを信じ、最善を期待し、すべてを耐え忍びます。 神からいただいた賜物や能力は、いつかは尽きます。しかし、愛は永遠に続きます。」

 

パウロは童貞なのに、愛を知っていてずるい、と小山に言ったら「パウロのこと童貞って言ってるの貴女だけですからね……」と咎められたので、ちゃんとローマ書簡も読もうと思いました泣。