また他日
生きるのをやめることにします。わたしはいつまでたっても他者を愛することができないからです。
先輩は「姫であるあなたには、一緒に死んでくれる王子様が似合いますよ」と言ってくれたけど、結局最期まで王子さまは見つけられませんでした。
全てが終わることは私にとってはとても温かいです。もう愛とか恋とか、信じるとか信じないとか、そういった事で立ち止まって苦しむことがないからです。
心中がしたかったけど、それほど深く私を愛してくれる人は、結局いませんでした。
みなさんは、私みたいな、愛を知らない子供の、良き隣人となってあげてくださいね。