放蕩娘日記

人生が辛い倫理オタクのブログ

神様と付き合っていた時の話

 神を自称する人とお付き合いをしていたことがあります。彼の職業はデウスエクスマキナ機械仕掛けの神)で、人々それぞれにあなたはこうするべきだよという進路の提示のようなことをしていました。本当は塾の先生とかをやっていたのかな、よくわからない人でした。彼いわく私は早稲田の文学部に行くべきだったそうです(頭が足りねえなぁ!)

 デウスエクスマキナとかよく知っているなぁと感心していたけれどソースがノルウェイの森と聞いてなんだかがっかりしてしまったのを覚えています。

 彼は「被造物だから流石に全知全能の神には勝てないけどイエスキリストを殴って殺せるから俺はイエスより強いよ。イエスより俺を好きになってよ」と言いました。イエスは神性も人性もあるという概念って何度説明しても伝わらねえんだなぁと頭を抱えました。

 その後彼はニーチェにハマって超人になることを目指して頑張っていました。キリスト教は奴隷道徳だからやめちまえと電話がかかってきたときはマジでニーチェの霊が取り付いているのではと心配になりました。

 彼よりもキリストを選んだのに最近なまぐさクリスチャンになってしまっているなぁとの反省を込めてこの記事を書きました。彼は別の女の子の神様になっているんじゃないかな。きっとそうあってほしい。

 ちなみに神様みたいな女の子と付き合っていた(と私が勘違いしていた)時がもありました。彼女は大学生になって男を知って人間になってしまいましたとさ(は?)。