放蕩娘日記

人生が辛い倫理オタクのブログ

行為義人

女の子なのに、今までの人生で「結婚したい」と思ったことがないのヤバいよね。あんなに好きだった某北海道の人とも、結婚したいとは露ほども思っていなかった。酸っぱい葡萄とかじゃなくて、ほんとに。周りには「元彼と結婚できなかったら香港で死のうと思う」とか過激なこと言っていたけど……。

 

看護婦や税理士と旅行しまくってる父親と、その間に絶対不倫しているであろう母親を見て育って、結婚したいって思えるわけなくない?

妹が1番信頼できるまであるもん。兄弟の契りの方が尊いじゃん、そんなの。

 

祖父が大学経営に失敗して億単位の借金背負った時、祖父から金を用意しろという電話が来る度に、母親が「お金で困りたくなかったからあなたと結婚したのに」と父に怒鳴っていたのを思い出す。浅ましい女だ、と思う。

父は父で、私や妹に「昔は可愛かったのに、今は般若みたいだ」と母の悪口を聞かせてきて、嫌だった。

両親の行動が「永遠の愛」の否定になってるのが嫌だった。この世にはちゃんと愛というものが存在していると騙されていたかった。

 

「私は多分、人から愛されることは無いし、人を愛することも出来ないから自分で身を立てていかないといけないんだ」と10歳にもならない時から思って、勉強人生で、そのまま駆け抜けてきて、ちゃんと一流大学から大手企業まで行ったのに、なぁ…。

 

これからどうやって生きてけばいいんだろうね。