放蕩娘日記

人生が辛い倫理オタクのブログ

位相

「今の私が違うわたしでも好きになってくれたかな 中身の部分の魅力にちょっとでも気付いてくれてるかな?」

 

今の私があるのは、あらゆる因果によるものだ。

例えば、顔が可愛かったら絵なんか書かずにずっと自撮りして中高時代を終えたかもしれないし、共学に入っていたら一生乳くりあっていて、勉強せず教養のない大人になっていたかもしれない。

 

だから、違う位相の私まで愛してもらおうとすると、キリがないから、無理だって分かってる。

でも、それでも、今の私が違う私でも好きになって欲しかったな。

 

私が失明したら介護するとか、事故にあったら車椅子を押すとか言ってくれたのは、私がかわいいからではなくて君が優しいからだと思っていたかった。

 

私から何を取り除いたら私じゃなくなるのか、想像したら怖くなってきた。肩書きも特技も何も無くなって、可愛くもなくなった私を、好きになってくれる人っているのかな……。